学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP60A010
理由で解く 理学療法士
左(麻痺側)の食べ残し・磨き残し・非麻痺側への偏りは半側空間無視を示唆。線分抹消試験が最優先の評価。
右半球損傷で生じた左半側空間無視が最も疑われる所見が並ぶ。常に非麻痺側(右)を向く、左側の食べ残し・磨き残しが多い、といった左空間への注意欠如は無視の典型である。線分抹消試験は紙面上の線分を消させ、左側の見落としを定量化する半側空間無視の代表的検査であり最優先となる。WABは失語症、WCSTは前頭葉の遂行機能、パントマイムは失行の評価であり本症例の主症状に合致しない。SCPはpusher現象の評価だが、体幹が麻痺側へ傾くものの修正に抵抗せず正中に戻れることからpusher現象は否定的で優先度は低い。
| 検査 | 評価対象 |
|---|---|
| WAB | 失語症 |
| WCST | 遂行機能(前頭葉) |
| 線分抹消試験 | 半側空間無視 |
| パントマイム | 失行 |
| SCP | pusher現象 |
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