学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP59P011
理由で解く 理学療法士

膝蓋骨骨折・張力帯締結後の更衣指導は「脱健着患」でズボンは患側下肢から履く。
エックス線写真は膝蓋骨部に複数のワイヤーが集束する正面・側面像で、膝蓋骨骨折に対する張力帯締結(テンションバンドワイヤリング)の術後像である。前方転倒で膝を打って受傷した本例に合致する。術後理学療法では、更衣時は「脱健着患」(脱ぐときは健側から、着るときは患側から)が原則で、ズボンは動かしにくい患側下肢から履くよう指導するため選択肢3が正しい。膝蓋骨骨折は伸展位での早期荷重が可能で骨癒合完了は待たない(1は誤)。術直後からの膝屈曲ROMは固定部に離開力を及ぼすため不適(2は誤)。両松葉杖での降段は患側と杖を先に下ろすのが原則で健側からは誤り(4は誤)。大腿四頭筋の筋力増強は膝を動かさない等尺性運動から開始し等張性からではない(5は誤)。なお写真下部の心電図は別問題の混入で本設問には関係しない。
| 動作 | 先に動かす下肢 |
|---|---|
| 階段を昇る | 健側下肢を先に上げる |
| 階段を降りる | 患側下肢(と杖)を先に下ろす |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。