学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP59P012
理由で解く 理学療法士
上位・下位運動ニューロン徴候を伴うALS。上肢近位筋がMMT2と弱いため、BFO(上肢懸垂装具)で上肢動作・自己摂取を補助するのが現時点で最適。
構音障害・舌萎縮・両手筋萎縮という下位運動ニューロン徴候に、四肢腱反射亢進という上位運動ニューロン徴候が加わり、感覚障害を伴わないことから筋萎縮性側索硬化症(ALS)が考えられる。上肢近位筋がMMT2と最も弱く、遠位筋や下肢は4で歩行は保たれている。呼吸機能は%VC95%・血液ガス正常で呼吸不全はなく、嚥下障害も明らかでない。したがって、弱い上肢近位筋を補助して食事など上肢のADLを維持するBFO(balanced forearm orthosis、上肢懸垂装具)の導入が現時点で最も適切である。
| 障害 | 適切な対応 |
|---|---|
| 上肢近位筋力低下 | BFO(上肢懸垂装具) |
| 歩行困難 | 車椅子・電動車椅子 |
| 嚥下障害 | 胃瘻造設 |
| 呼吸筋麻痺(換気障害) | NPPV・気管切開/人工呼吸 |
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