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理由で解く 理学療法士

肩関節屈曲の主動作筋(三角筋前部・烏口腕筋)が弱いと、上腕二頭筋(特に長頭)で肩屈曲を代償し、肘屈曲・前腕回外を伴う代償が出現する。
肩関節屈曲の主動作筋は三角筋前部線維と烏口腕筋である。段階3では抗重力位で90度まで屈曲するが、主動作筋が不十分だと肩関節前面を越える上腕二頭筋(長頭は結節間溝を通り肩甲骨関節上結節に付着)が肩屈曲を代償する。この際、二頭筋の作用として肘関節屈曲や前腕回外が同時に生じるため、肘を曲げながら肩を挙げる代償運動として観察される。図の代償肢位はこの二頭筋による代償を示す。
| 筋 | 肩での作用 |
|---|---|
| 三角筋前部 | 屈曲(主動作筋) |
| 烏口腕筋 | 屈曲・内転(主動作筋) |
| 上腕二頭筋長頭 | 屈曲を補助(代償) |
| 大胸筋鎖骨部 | 屈曲を一部補助 |
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