学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP59P001
理由で解く 理学療法士
股関節外転・内転(および屈曲)は背臥位で測定する。移動軸は大腿中央線(膝蓋骨中心)、固定は骨盤で、基本軸は運動により異なる。
日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会の関節可動域表示ならびに測定法(1995年)では、股関節の測定肢位が運動ごとに定められている。屈曲・外転・内転は背臥位で行うため、測定肢位として『背臥位で行う』は正しい。基本軸・移動軸・固定・参考可動域は運動の種類で異なり、図が示す外転・内転では基本軸は両側の上前腸骨棘(ASIS)を結ぶ線への垂直線、移動軸は大腿中央線であって、体幹平行線や腓骨は該当しない。固定は骨盤であり脊柱ではない。参考可動域も外転45度・内転20度で、60度ではない。
| 運動 | 測定肢位 | 参考可動域 |
|---|---|---|
| 屈曲 | 背臥位 | 125度 |
| 伸展 | 腹臥位 | 15度 |
| 外転 | 背臥位 | 45度 |
| 内転 | 背臥位 | 20度 |
| 外旋/内旋 | 座位(膝屈曲) | 各45度 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。