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理由で解く 理学療法士

単純CTで基底核に境界明瞭・均一な高吸収の類円形塊があれば急性期の脳出血を示す。
頭部単純CTで、患者の右側基底核領域(被殻付近)に境界明瞭・内部ほぼ均一の高吸収(白色)を呈する類円形の腫瘤状病変を認める。急性期の血液はCTで高吸収を示すため、この所見は脳実質内の急性期血腫(脳出血)に典型的である。部位は高血圧性脳出血の好発部位である被殻〜基底核であり、入浴中の突然発症、意識障害、(右病変に対応する交差性の)左片麻痺という臨床像とも合致する。梗塞(低吸収)、くも膜下腔・脳槽に広がる高吸収(くも膜下出血)、内板沿いの三日月状貯留(慢性硬膜下血腫)、皮質表面優位の外傷性病変(脳挫傷)のいずれとも所見が異なるため、脳出血が最も考えられる。
| 病態 | 単純CTの特徴 |
|---|---|
| 脳出血 | 実質内の高吸収(白い血腫)、急性期から明瞭 |
| くも膜下出血 | 脳溝・脳槽に沿った高吸収 |
| 脳梗塞 | 発症直後は所見に乏しく、後に低吸収化 |
| 慢性硬膜下血腫 | 三日月状の低~等吸収、緩徐進行 |
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