学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP58P004
理由で解く 理学療法士

Down症候群は全身の筋緊張低下を反映し、背臥位で両股が外転外旋する蛙肢位(figure 2)が特徴的である。
Down症候群では全身の筋緊張低下(hypotonia/floppy infant)が最も特徴的な所見であり、背臥位にすると重力に抗しきれず両下肢が股関節で大きく外転・外旋し、膝を曲げた大腿が床に平らに広がる「蛙肢位(frog-leg position)」をとる。上肢も脱力して頭の脇に投げ出される。図2はこの蛙肢位・脱力した四肢を明確に描いており、Down症候群の低緊張姿勢に一致する。他の図は、抗重力伸展が可能な腹臥位姿勢(4)や、四肢が伸展・半屈曲した通常の仰向け・うつ伏せ姿勢(1・3)、片脚を挙上した姿勢(5)であり、いずれも著明な全身性低緊張の蛙肢位を示していない。したがって正答は2である。
| 病態 | 筋緊張 | 姿勢の特徴 |
|---|---|---|
| Down症候群 | 低下 | 蛙肢位・四肢外転外旋、力なく広がる |
| 痙直型脳性麻痺 | 亢進 | はさみ肢位・伸展/屈曲パターン |
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