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理由で解く 理学療法士

肺気腫(COPD)では1秒率のみが低下し、残気量・気道抵抗・全肺気量・肺コンプライアンスはいずれも増加する。
胸部CT(肺野条件・軸位像)では、両側肺野の透過性亢進、末梢肺血管影の減少・狭小化、肺の過膨張がみられ、肺気腫(COPD)を示す所見である。肺気腫は閉塞性換気障害を呈し、努力呼気時に末梢気道が虚脱するため空気を吐き出しにくくなる。その結果、1秒率(FEV1/FVC)は低下する。一方、air trappingにより残気量・全肺気量は増加し、気道の閉塞・虚脱で気道抵抗は増加、肺胞壁破壊による弾性収縮力の低下で肺コンプライアンスも増加する。したがって、この患者で「低下が予想される」のは1秒率のみであり、正答は1である。
| 指標 | 変化 |
|---|---|
| 1秒率(FEV1.0%) | 低下↓ |
| 残気量・全肺気量 | 増加↑ |
| 気道抵抗 | 増加↑ |
| 肺コンプライアンス | 増加↑ |
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