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理由で解く 理学療法士
糖尿病性多発神経障害は長い神経ほど障害されるため、両下肢遠位から左右対称に「靴下型(さらに手袋型)」の感覚障害が緩徐に進行する。
糖尿病性神経障害の大部分を占める遠位優位性多発神経障害は、高血糖による代謝異常と細小血管障害により、軸索の長い末梢神経ほど早期に障害される(length-dependent)。そのため障害はまず両足趾・足底から始まり、下腿へと左右対称性・遠位優位に緩徐進行し、「靴下型」の感覚低下(しびれ・異常感覚・温痛覚/振動覚低下)を呈する。障害は感覚優位で、アキレス腱反射をはじめ深部腱反射は低下・消失する。糖尿病では自律神経障害(起立性低血圧・無自覚性低血糖・胃排出遅延等)も合併しうるが、脊髄損傷でみられる自律神経過反射とは異なる。
| 項目 | 末梢神経障害(糖尿病) | 中枢障害 |
|---|---|---|
| 深部腱反射 | 低下・消失 | 亢進 |
| 感覚障害分布 | 遠位優位・靴下手袋型 | 半身性など |
| 進行 | 緩徐・左右対称 | 病巣依存 |
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