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理由で解く 理学療法士
肥厚性瘢痕には圧迫療法、手背の伸展拘縮には手指屈曲方向のROM練習が有効。2つ選ぶ。
手背熱傷後の瘢痕は伸展方向に短縮し、MP関節伸展・手指屈曲制限(かぎ爪変形やclaw handに至る拘縮)を生じやすい。圧迫療法は肥厚性瘢痕の増生を抑制し瘢痕の成熟を促す標準的治療である。拘縮方向と逆の手指屈曲を促す関節可動域練習で、瘢痕による伸展拘縮の進行を防ぐ。寒冷療法や神経筋電気刺激は瘢痕拘縮の適応でなく、コックアップ・スプリントは手関節背屈位のみを保持し手背瘢痕の拘縮を助長しかねない(手背熱傷では intrinsic plus 肢位=MP屈曲・IP伸展位の保持が望ましい)。拘縮の方向と治療の目的を結び付けて判断する。
| 対応 | 適否 |
|---|---|
| 圧迫療法 | 適(瘢痕抑制) |
| 手指屈曲ROM練習 | 適(拘縮方向と逆) |
| 寒冷療法 | 不適 |
| 神経筋電気刺激 | 不適 |
| コックアップ・スプリント | 不適(intrinsic plus肢位が望ましい) |
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