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理由で解く 理学療法士
脊髄損傷の異所性化骨(異所性骨化)は麻痺域の大関節周囲に生じ、股関節が最も好発する。次いで膝関節に多い。
異所性化骨は、本来骨組織のない筋や関節周囲の軟部組織に骨が形成される病態である。脊髄損傷では受傷後およそ1〜4か月に、麻痺レベルより下の大関節周囲に生じやすい。最も多いのは股関節で、次いで膝関節であり、手関節や足関節のような遠位の小関節にはまれである。肩関節・肘関節の異所性化骨は頭部外傷や熱傷の後に問題となることが多く、脊髄損傷での最好発部位ではない。初期には局所の熱感・腫脹・発赤と急激な関節可動域制限がみられ、深部静脈血栓症との鑑別を要する。進行すると関節強直をきたして座位保持や移乗動作を妨げるため、早期発見と過度な他動運動を避けた可動域管理が重要である。したがって好発部位は股関節である。
| 部位 | 頻度 |
|---|---|
| 股関節 | 最も多い |
| 膝関節 | 次に多い |
| 肩・肘・手・足関節 | まれ |
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