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理由で解く 理学療法士
高齢者の大腿骨近位部骨折は骨粗鬆症を背景とし転倒で生じる。認知症は転倒しやすさを高める危険因子。
大腿骨近位部骨折(頸部・転子部骨折)は、骨粗鬆症の進行した高齢者に立位からの転倒で生じる代表的な脆弱性骨折で、女性に多い。認知症は判断力・注意・バランス能力の低下により転倒リスクを高めるため、明確な危険因子である。転位(骨片のずれ)はしばしばみられ、特に頸部骨折では関節包内で血行が乏しいため骨頭壊死や偽関節を生じうる。発生原因の大多数は屋内外での転倒であり、交通事故ではない。したがって正しいのは『認知症は危険因子である』。
| 項目 | 頸部骨折(関節包内) | 転子部骨折(関節包外) |
|---|---|---|
| 血行 | 乏しい | 豊富 |
| 骨頭壊死・偽関節 | 生じやすい | 少ない |
| 治療 | 人工骨頭置換等 | 骨接合術 |
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