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理由で解く 理学療法士
視神経脊髄炎は中枢の脱髄疾患。体温上昇で神経伝導が悪化し症状が増悪するUhthoff現象があるため、温熱療法を避ける。
視神経脊髄炎(NMO)は多発性硬化症と同じく中枢神経の脱髄疾患である。脱髄した軸索は体温がわずかに上昇するだけで伝導ブロックを起こしやすく、入浴・発熱・温熱療法などで一過性に神経症状が悪化するUhthoff現象がみられる。このため脱髄疾患では過度な加温を避けるのが原則で、視神経脊髄炎が該当する。多発性筋炎は炎症性筋疾患、Parkinson病は変性疾患、亜急性連合性脊髄変性症はビタミンB12欠乏、Charcot-Marie-Tooth病は遺伝性の末梢神経障害であり、いずれも温熱で明確に増悪する脱髄性の温度感受性はなく、温熱療法が特に禁忌とはならない。
| 疾患 | 病態 | 温熱 |
|---|---|---|
| 視神経脊髄炎 | 中枢脱髄 | 避ける(Uhthoff現象) |
| 多発性筋炎 | 炎症性筋疾患 | 禁忌でない |
| Charcot-Marie-Tooth病 | 遺伝性末梢神経障害 | 禁忌でない |
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