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理由で解く 理学療法士
台付き爪切りは握力・巧緻性が落ちた関節リウマチに合う。他は残存機能から見て、その機器を必要としないか操作できない組合せである。
支援機器は残存機能と障害の質に合致してこそ有効となる。関節リウマチでは手指の変形と握力・巧緻性の低下で通常の爪切りを握って操作できないが、台付き爪切りは台に載せて手掌や前腕で押すだけで切れ、関節保護(ジョイントプロテクション)の考えにもかなうため選択肢1が適切である。片側手関節離断では反対側の上肢が健常で断端も補助に使えるため、缶を保持してプルタブを起こすことは可能で、プルトップオープナーの必然性は低い。第2腰髄完全損傷は上肢と体幹上部の機能が完全に残るため、プッシュアップによる平面移乗が自立し、スライディングボードは基本的に必要としない(これを要するのは上肢筋力が不十分な頸髄損傷などである)。第8頸髄完全損傷では手指屈筋まで機能して把持や書字・機器操作が可能であり、発話も障害されないのでコミュニケーションエイド(意思伝達装置)の適応にはならない。アテトーゼ型脳性麻痺は不随意運動が出るため、支点から離れた長いリーチャーの先端を目標に合わせて操作することが難しい。それぞれ損傷レベルから残存機能を描き出すことが、組合せ問題を解く近道になる。
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