学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP57A003
理由で解く 理学療法士

心房粗動は、QRS間の基線が平坦にならず連続する鋸歯状の粗動波(F波)が特徴で、本問では①が該当する。
心房粗動の心電図上の特徴は、心房が規則的かつ高頻度に興奮するために生じる連続した鋸歯状(のこぎり歯状)の粗動波(F波)で、QRSとQRSの間に平坦な等電位線がなくなる点である。①の波形はまさにこの所見を示し、規則的なQRSの間の基線が平坦に戻らず鋸歯状にうねっている。一方②③⑤は各QRSの前に単一の明瞭なP波があり基線がQRS間で平坦に戻る規則的なリズムで、鋸歯状の粗動波を認めない。④は不規則で幅広い陰性の早期収縮様の波が混在し、持続する鋸歯状波はみられない。したがって心房粗動は①である。
| 不整脈 | 心房波 | RR間隔 |
|---|---|---|
| 洞調律 | 明瞭なP波 | 規則的 |
| 心房粗動 | 鋸歯状F波(約300/分) | 伝導比により規則的 |
| 心房細動 | 細かいf波 | 絶対性不整 |
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