学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QP56P032
理由で解く 理学療法士
脇当てを体側に固定して松葉杖を安定させるのは肩関節内転筋である大胸筋(と広背筋)。体重支持は肘伸展の上腕三頭筋が担う。
松葉杖歩行では、脇当て(腋窩当て)を腋窩ではなく側胸壁に押しつけて体幹との間で杖を固定する。この肩内転・杖の体側への引きつけを行うのが大胸筋と広背筋である。体重を杖に載せて身体を持ち上げる支持相では肘を伸展位に保つ必要があり上腕三頭筋が働く(上腕二頭筋ではない)。握り手(グリップ)の把持は手指屈筋(浅指・深指屈筋)が、握った際の手関節を安定させる固定は手根伸筋(橈側手根伸筋など)が担う。前方への振り出しは肩関節屈曲筋(三角筋前部・大胸筋鎖骨部)による。以上より正しい組合せは3。
| 機能 | 主に働く筋 |
|---|---|
| 体重支持(肘伸展保持) | 上腕三頭筋 |
| 脇当ての固定(肩内転) | 大胸筋・広背筋 |
| 握り手の把持 | 浅指・深指屈筋 |
| 握った際の手関節固定 | 橈側手根伸筋など手根伸筋 |
| 杖の前方振り出し(肩屈曲) | 三角筋前部・大胸筋鎖骨部 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。