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理由で解く 理学療法士
道具の用途・使用方法を誤る物品使用障害は観念失行。
観念失行は、単一物品の用途や一連の道具使用の概念(使用手順・目的)が障害され、道具を正しく使えなくなる失行である。『くしを歯ブラシのように使う』『スプーンの柄に食物を乗せる』は、対象物と用途の対応が崩れた典型的な物品使用の誤りで、観念失行に該当する。左半球(優位半球)病変で生じやすく、本症例の左被殻出血と矛盾しない。観念運動失行が『命令下でのパントマイムはできないが自動的にはできる』障害であるのに対し、観念失行は実際の物品操作そのものが障害される点で区別する。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 観念失行 | 道具の用途・使用手順を誤る(物品使用障害) |
| 観念運動失行 | 命令下のパントマイムができない |
| 肢節運動失行 | 手指の巧緻運動が拙劣 |
| 構成失行 | 模写・構成課題の障害 |
| 着衣失行 | 衣服の着脱困難 |
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