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理由で解く 理学療法士

喘息での吸入(気管支拡張薬)後にフローボリューム曲線のピークフローと呼気流量が全域で増加=気道抵抗の低下を示す。
図は気管支喘息患者の吸入療法前後のフローボリューム曲線である。実線(吸入前)は最大呼気流量(ピークフロー)が約5.5 L/sで、下行脚が下に凹む閉塞性換気障害のパターンを示す。破線(吸入後)はピークフローが約8.5 L/sへ上昇し、同一肺気量位における呼気流量が全域で増加している。これは吸入した気管支拡張薬(β2刺激薬など)により狭窄していた気道が拡張し、気道抵抗が低下したためである。一方で曲線が0に戻る肺気量位(総排出量)はほぼ変わらず、肺容量・肺コンプライアンス・胸郭柔軟性の変化を示す所見はない。呼気筋力や肺拡散能はこの検査からは評価できない。したがって本薬物によって生じた変化は「気道抵抗の低下」である。
| 病態 | 特徴 |
|---|---|
| 閉塞性(喘息) | 呼出流量低下・下降脚が下に凸、気道抵抗上昇 |
| 拘束性(間質性肺疾患) | 肺気量減少・相似形に縮小、拡散能低下 |
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