学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 一般 / QP56A028
理由で解く 理学療法士
四肢長計測は骨性ランドマークを起点・終点とする。上腕骨外側上顆(上腕長・前腕長の基準)と大転子(転子果長・大腿長の基準)が正しい指標。指標となる骨でも、指定された『部位(最前端/最上端)』が基準点と一致しないものは誤り。
四肢長は左右差を比較するため、触知しやすい骨性ランドマークを起点・終点として計測する。上肢では肩峰(外側端)-上腕骨外側上顆で上腕長、上腕骨外側上顆-橈骨茎状突起で前腕長を測る。下肢では大転子-膝関節裂隙(または大腿骨外側上顆)で大腿長、大転子-外果で転子果長、上前腸骨棘-内果で棘果長を測る。したがって上腕骨外側上顆の外側突出部と大転子の最上端部は正しい計測基準点である。肩峰は上肢長の起点だが基準は外側端であり『最前端部』ではなく、上前腸骨棘は棘果長の起点だが基準は最も突出した部(下縁側)であり『最上端部』ではない。腓骨頭は下腿長の基準に用いられることもあるが、本問の基準指標としては採らない。
| 計測項目 | 起点 | 終点 |
|---|---|---|
| 上腕長 | 肩峰(外側端) | 上腕骨外側上顆 |
| 前腕長 | 上腕骨外側上顆 | 橈骨茎状突起 |
| 棘果長 | 上前腸骨棘 | 内果 |
| 転子果長 | 大転子 | 外果 |
| 大腿長 | 大転子 | 膝関節裂隙(大腿骨外側上顆) |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。