学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP56A010
理由で解く 理学療法士
バランス練習は難易度を段階的に上げる。現状(自立立位で重心移動可・歩行は両手支持軽介助)より一段だけ難しく、かつ安全な『片手支持での下肢ステップ』が適切。
バランス練習は支持基底面を狭く・支持を減らし・課題を動的にすることで段階的に難易度を上げる。本例は独立立位で随意的な重心移動は可能になったが、歩行はまだ平行棒内で両手支持・軽介助のレベルである。次の段階としては、片側上肢の支持を残して安全を確保しつつ、下肢のステップという動的で片脚支持を要する課題へ進めるのが妥当で、現状より一段だけ難易度を上げた漸増となる。上肢支持なしの外乱応答やタンデム歩行、杖歩行は現段階では難度が高く転倒リスクが大きい。両上肢でボールを保持した重心移動は既にできる課題と同等かむしろ易しく、進歩に乏しい。したがって片側上肢を支持した立位での下肢ステップ練習が最も適切である。
| 段階 | 課題例 |
|---|---|
| 易 | 両手支持立位・立位重心移動 |
| 中 | 片手支持での下肢ステップ・片脚支持 |
| 難 | 支持なし外乱応答・タンデム歩行・杖/独歩 |
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