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理由で解く 理学療法士

緊張性迷路反射(TLR)は頭部(迷路)の位置で全身の筋緊張が変化する反射で、腹臥位(前傾)では屈筋緊張が優位となり四肢を屈曲した姿勢をとる。
緊張性迷路反射(TLR)は内耳前庭(迷路)が感受する頭部の空間的位置に応じて全身の筋緊張を変化させる姿勢反射である。背臥位(仰向け)では伸筋緊張が高まり四肢が伸展位に、腹臥位(うつ伏せ)では屈筋緊張が高まり四肢が屈曲した姿勢をとる。脳性麻痺では本来生後数か月で統合されるはずの原始反射・姿勢反射が残存・亢進し、随意運動や姿勢保持を妨げる。腹臥位で四肢が屈曲した特徴的姿勢を示していることから、影響しているのは緊張性迷路反射である。非対称性緊張性頸反射(ATNR)は頭部回旋に伴う左右非対称の肢位を示す点で区別される。
| 反射 | 誘発 | 反応 |
|---|---|---|
| 緊張性迷路反射(TLR) | 頭部位置(腹臥位/背臥位) | 腹臥位で屈曲、背臥位で伸展 |
| ATNR | 頭部の回旋 | 顔面側伸展・後頭側屈曲(非対称) |
| Moro反射 | 頭部落下様刺激 | 上肢外転伸展→抱え込み |
| Landau反射 | 腹臥位で水平懸垂 | 頭・体幹・下肢の伸展 |
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