学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 一般 / QP55A027
理由で解く 理学療法士
命令に応じたパントマイム(意図的運動)ができないが、実際の場面での自動的動作は保たれる乖離が観念運動失行の特徴。
失行の鑑別問題。観念運動失行では、道具なしで動作をまねる(パントマイム)などの意図的・命令下の運動が障害される一方、日常場面で自然に行う自動的・慣習的動作は保たれる『自動–意図の乖離』がみられる。設問の『歯磨きのまねは命令ではできないが自発的にはできる』はまさにこの乖離を示す。観念失行は道具の使用・一連の動作系列の障害、構成失行は空間的構成の障害、肢節運動失行は巧緻性の低下、拮抗失行は脳梁離断による一側手の不随意な拮抗運動であり、いずれも設問の特徴に合致しない。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 観念運動失行 | 命令下のまね(意図運動)が不能、自動運動は保たれる |
| 観念失行 | 道具使用・一連の動作系列の障害 |
| 構成失行 | 図形模写など空間的構成の障害 |
| 肢節運動失行 | 巧緻運動の拙劣・稚拙化 |
| 拮抗失行 | 脳梁離断による一側手の拮抗運動 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。