学習トップ理由で解く 理学療法士第3章 ▸ 一般 / QP54A073

理由で解く 理学療法士

QP54A073 運動学

出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午前 問73
問題
腰椎への負荷が大きい順に並んでいるのはどれか。
選択肢
1 A > B > C
2 A > C > B
3 B > A > C
4 B > C > A
5 C > B > A
解答
正解3(B > A > C) または 4(B > C > A) 〈複数正答:いずれも正解〉
解説

※本問は複数正答(厚生労働省が複数の選択肢を正解と認定)。選択肢 3/4 のいずれを選んでも正解。

腰椎椎間板内圧は臥位<立位<座位、体幹前傾や荷物保持でさらに増大する(Nachemsonの原理)。

Nachemsonの椎間板内圧研究に基づき、腰椎への負荷(椎間板内圧)は姿勢で大きく変化する。仰臥位が最小、立位が中等度、座位(特に前傾座位)で最大となり、体幹の前屈や物を持つ動作が加わると内圧はさらに増す。本問は図中で最も体幹前傾・座位に近い姿勢Bの負荷が最大となり、B始まりの選択肢(B>A>CまたはB>C>A)が正答とされた。臥位に近い姿勢が最小負荷となる点を軸に順序を判断する。

✗ 1. 誤り
A > B > C
最大負荷姿勢がBでなく順序が合わない
✗ 2. 誤り
A > C > B
Bを最小に置いており前傾座位の高負荷を反映しない
✓ 3. 正しい
B > A > C
前傾・座位姿勢Bを最大とする妥当な順序
✓ 4. 正しい
B > C > A
Bを最大、臥位に近いAを最小とする妥当な順序
✗ 5. 誤り
C > B > A
Cを最大とし前傾座位Bを下げており不適切
ポイント
  • 椎間板内圧:臥位<立位<座位
  • 前傾・荷物保持で増大
  • Nachemsonの研究
比較表
姿勢別の腰椎椎間板内圧(立位を100とした相対値の目安)
姿勢相対的内圧
仰臥位約25(最小)
立位100(基準)
座位約140
前傾座位・荷物保持さらに増大(最大)
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手