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理由で解く 理学療法士
運動で酸素需要が増しても、健常肺では動脈血酸素含量(SaO2・Hb量)はほぼ一定に保たれ、酸素供給の増加は心拍出量と組織の酸素抽出率で担われる。
漸増運動では骨格筋の酸素需要が増大し、心拍出量(心拍数×一回拍出量)が増加して酸素供給を高める。健常者の肺は十分な換気予備能をもつため、激しい運動でも動脈血の酸素飽和度・酸素含量はほぼ一定に維持され、供給増加は心拍出量の増加と末梢での酸素抽出率上昇(動静脈酸素較差の拡大)で賄われる。心拍数は交感神経亢進と副交感神経抑制で上昇し、血流は活動筋へ再配分される。一回拍出量は中等度運動までに増加するが、それ以降はほぼ頭打ちとなる。
| 項目 | 変化 |
|---|---|
| 心拍数 | 強度に比例して直線的に増加 |
| 一回拍出量 | 中等度までに増加、以後プラトー |
| 心拍出量 | 強度とともに増加 |
| 動脈血酸素含量 | ほぼ一定 |
| 動静脈酸素較差 | 拡大(抽出率上昇) |
| 血流配分 | 活動筋へ再配分 |
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