学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP54A019
理由で解く 理学療法士
呼吸不全で努力性呼吸を呈し人工呼吸器管理中の急性期には、酸素需要と呼吸仕事量を増やす徒手的抵抗運動は不適切。呼吸介助・排痰・体位管理・ROMは合併症予防に適する。
COPD急性増悪で人工呼吸器管理中、呼吸数26回・努力性呼吸という所見はガス交換に余裕がない不安定な急性期を示す。この時期の理学療法は、廃用・沈下性肺炎・関節拘縮・褥瘡など二次的合併症の予防を目的とし、換気補助や排痰、ポジショニングが中心となる。徒手的抵抗運動は筋への強い負荷により酸素消費量と換気需要を高め、呼吸苦や低酸素を悪化させる危険があるため、この状態では適切でない。全身状態が安定してから漸増するのが原則である。
| 介入 | 適否 |
|---|---|
| 呼吸介助・体位排痰 | 適切(換気・排痰補助) |
| ベッドアップ・ROM | 適切(合併症予防) |
| 徒手的抵抗運動 | 不適切(酸素需要増大) |
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