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理由で解く 理学療法士
頸部側屈と胸腰部側屈は、基準に定められた基本軸・移動軸・測定肢位で示されている。他は基本軸・移動軸が基準と異なる。
頸部・体幹のROMは日本整形外科学会/日本リハビリテーション医学会基準で基本軸・移動軸・測定肢位が定められている。図で示された測定方法が基準に一致するのは頸部側屈と胸腰部側屈である。頸部側屈は基本軸=第7頸椎棘突起と第1仙椎の棘突起を結ぶ線、移動軸=頭頂と第7頸椎棘突起を結ぶ線で、正常値は左右各50°。胸腰部側屈は基本軸=ヤコビー(Jacoby)線の中点にたてた垂直線、移動軸=第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線で、正常値は左右各50°。誤りの選択肢は基本軸・移動軸のとり方や測定肢位が基準と食い違っている。
| 運動 | 正常値 | 基本軸の目安 |
|---|---|---|
| 頸部屈曲/伸展 | 60°/50° | 肩峰を通る床への垂直線 |
| 頸部回旋 | 各60° | 両肩峰を結ぶ線への垂直線 |
| 頸部側屈 | 各50° | 第7頸椎-第1仙椎棘突起を結ぶ線 |
| 胸腰部屈曲/伸展 | 45°/30° | 仙骨後面 |
| 胸腰部回旋 | 各40° | 両後上腸骨棘を結ぶ線 |
| 胸腰部側屈 | 各50° | ヤコビー線中点の垂直線 |
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