学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QP53A041
理由で解く 理学療法士
脊髄小脳変性症は体幹・四肢の失調が主体で、動的バランス(特に方向転換)が不安定。支持基底面が広く安定性が高く、押して進める歩行車が最適。
脊髄小脳変性症では小脳性運動失調により、歩行時のふらつき・ワイドベース歩行・方向転換時の動揺が生じる。杖類は上肢で操作するため、失調患者では杖自体を安定して扱えず、かえって不安定になりやすい。持ち上げて運ぶタイプの歩行器や交互型歩行器も、その持ち上げ・操作の局面でバランスを崩しやすい。四輪の歩行車(シルバーカー・歩行車)は支持基底面が広く、持ち上げる必要がなく体重を預けながら押して進めるため、方向転換を含む動的バランスを補助でき、失調患者に適する。
| 補助具 | 支持性 | 主な適応 |
|---|---|---|
| T字杖 | 低 | 軽度の片麻痺・下肢筋力低下 |
| ロフストランド杖 | 低〜中 | 長期片手支持 |
| 歩行器(交互/固定) | 中〜高 | 持ち上げ可能な体力・上肢機能がある例 |
| 歩行車(四輪) | 高 | 失調・持久力低下、方向転換の安定が必要な例 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。