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理由で解く 理学療法士
肘屈曲型アームスリングは麻痺側上肢を肘屈曲・肩軽度内旋位で吊り、上肢の重量を支えて肩関節亜脱臼を防ぐ。手部は肘より高く保持し浮腫を予防する。
脳卒中片麻痺では弛緩期に肩甲帯周囲筋(特に棘上筋・三角筋)が弛緩し、上肢の重みで肩関節が下方へ引かれて亜脱臼を生じる。肘屈曲型アームスリングは肘を屈曲し前腕を吊ることで上肢重量を支持し、上腕骨頭を関節窩に戻す。適合確認では肩関節は軽度内旋・内転位で保持し(選択肢2が正しい)、前腕は中間位、手関節は中間位(背屈方向)で掌屈拘縮を防ぎ、手部は肘より高い位置に置いて浮腫を予防する。頸部だけで全重量を支持すると頸部痛の原因となるため、荷重は分散させる。
| 部位 | 適切な肢位・保持 |
|---|---|
| 肩関節 | 軽度内旋・内転位、上腕骨頭を関節窩へ戻す |
| 前腕 | 中間位 |
| 手関節 | 中間位(掌屈拘縮を防ぐ) |
| 手部の高さ | 肘より高く(浮腫予防) |
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