学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP53A009
理由で解く 理学療法士
GBS(脱髄型)では末梢神経の脱髄により神経伝導速度が低下する。髄液は蛋白細胞解離、F波は潜時延長・消失を示す。
Guillain-Barré症候群は先行感染後に自己免疫機序で末梢神経の髄鞘が障害される急性炎症性脱髄性多発根神経炎で、対称性の弛緩性麻痺と腱反射消失を呈する。脱髄により跳躍伝導が障害されるため、神経伝導検査では伝導速度の低下・伝導ブロックがみられる(選択肢3が正しい)。髄液は蛋白増加のみで細胞数は増えない(蛋白細胞解離)。近位(神経根)の脱髄を反映してF波は潜時延長や消失を示し、短縮はしない。M波振幅の漸増(waxing)は神経筋接合部前性のLambert-Eaton筋無力症候群の所見でGBSでは認めない。
| 検査 | 所見 |
|---|---|
| 神経伝導検査 | 伝導速度低下・伝導ブロック |
| 髄液 | 蛋白細胞解離 |
| F波 | 潜時延長・消失 |
| 腱反射 | 減弱〜消失 |
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