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理由で解く 理学療法士

胸部大動脈手術後の対麻痺はAdamkiewicz動脈の血流障害による前脊髄動脈症候群が典型。運動麻痺と温痛覚障害を呈し深部感覚は温存され、運動不全のASIA Cとなる。
胸部大動脈のステントグラフト内挿術では、脊髄を栄養する大前根動脈(Adamkiewicz動脈)の血流が途絶し、脊髄前方2/3を灌流する前脊髄動脈の支配領域が虚血に陥ることがある。この前脊髄動脈症候群では、前索・側索の障害により運動麻痺と脊髄視床路を介する温痛覚が障害される一方、後索を通る深部感覚(触覚・位置覚・振動覚)は温存される。ASIA評価では運動不全麻痺(損傷レベル以下の主要筋の半数以上がMMT3未満)に相当しCとなる。したがって『C-脊髄の前方』の組合せが正しい。
| ランク | 内容 |
|---|---|
| A | 完全麻痺(S4-5に運動・感覚なし) |
| B | 感覚のみ残存(運動完全) |
| C | 運動不全(過半の主要筋<MMT3) |
| D | 運動不全(過半の主要筋≧MMT3) |
| E | 正常 |
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