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理由で解く 理学療法士
膝継手軸は矢状面で膝の前後径の1/2の点と後方1/3の点の中間点、すなわち中央よりやや後方を通す。他の4つは基準となる骨指標がずれている。
下肢装具の適合判定は、各継手軸を生体の関節運動軸に一致させることと、半月や帯が神経や骨突起を圧迫しないことが基本になる。膝継手軸は矢状面で膝の前後径の1/2の点と後方1/3の点の中間点、つまり中央よりやや後方を通す。これが膝の生理的な運動軸に近く、立脚期に膝が伸展位で安定しやすいため、選択肢4が正しい。骨盤帯の側方部は腸骨稜と大転子の間に収めるもので、上前腸骨棘との間ではない。下腿半月の上縁は総腓骨神経の圧迫を避けるため腓骨頭下端よりさらに下方に置く必要があり、下端の直下では腓骨神経麻痺を招く危険がある。股継手軸は前額面で大転子の上方を基準にとるもので、小転子から2cm上方という基準は用いない。足継手軸は前額面で内果の下端を通し、内果中央では距腿関節の運動軸より高くなってしまう。したがって正しいのは選択肢4である。
| 部位 | 基準 |
|---|---|
| 骨盤帯側方 | 腸骨稜と大転子の間 |
| 股継手軸 | 大転子の上方 |
| 膝継手軸 | 前後径の前1/2と後1/3の中間 |
| 足継手軸 | 内果の下端 |
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