学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP52P015
理由で解く 理学療法士
右半球損傷による左半側空間無視。右方偏位プリズム順応(prism adaptation)は左空間への注意を回復させる代表的アプローチで適切。
左片麻痺で線分抹消の左側を見落とし、車椅子で左側をぶつけるのは右半球損傷による左半側空間無視(USN)である。治療の原則は無視側(左)への注意・探索を促すことにある。右方へ視野が偏位するプリズム付眼鏡をかけてリーチを反復すると、視覚と運動のずれに順応(prism adaptation)し、その後に左空間へ注意が拡大する。この後効果が無視の改善につながるため適切である。他の選択肢は無視側の探索を促さない、または右へ注意を向けさせ無視を助長する点で不適切である。
| 手法 | 作用 |
|---|---|
| 右方偏位プリズム順応 | 順応後効果で左空間への注意を拡大(適切) |
| 左後頸部への頸部振動刺激 | 正中を左へ補正し無視を軽減 |
| 左側からの感覚・視覚手がかり | 無視側の探索を促す |
| 右への刺激・右回旋 | 非無視側へ注意を向け無視を助長(不適切) |
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