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理由で解く 理学療法士

前屈テストで肋骨隆起が出た側が凸側である。Cobb角18度は装具にも手術にも達しない軽度で、経過観察の段階にあたる。
思春期特発性側弯症の典型例で、前屈テスト(Adams forward bend test)の所見とCobb角による治療方針が問われている。前屈させて背部を後方から観察すると、椎体が凸側へ回旋して同じ側の肋骨が後方へ押し出されるため、凸側に肋骨隆起(rib hump)が生じる。図では向かって左、すなわち患者の右側の背部が高く盛り上がっており、右凸の側弯と判定できる。Cobb角18度は軽度で、装具療法の目安であるおおむね25〜40度にも、手術の目安であるおおむね40〜50度以上にも達しておらず、この時期は定期的な経過観察が基本となる。側弯体操などの運動療法は柔軟性や姿勢の保持を目的とするもので、弯曲そのものを矯正する力はない。また椎体が凸側へ回旋するのに伴い、後方へ突出する棘突起は逆に凹側を向く。したがって「第5胸椎の棘突起は凸側へ回旋している」は誤りであり、正しいのは選択肢1である。
| Cobb角 | 対応 |
|---|---|
| 25度未満 | 経過観察(定期的な計測) |
| 25〜40度(成長期) | 装具療法 |
| 40〜50度以上 | 手術療法を検討 |
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