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理由で解く 理学療法士
腰椎変性すべり症は馬尾・神経根の圧迫(下位運動ニューロン障害)を来すため、上位運動ニューロン徴候である痙性歩行は生じない。
腰椎変性すべり症は主にL4がL5に対して前方すべりを起こし、脊柱管狭窄により馬尾・神経根が圧迫される疾患である。障害されるのは馬尾(末梢=下位運動ニューロン・仙髄神経根)であり、下肢痛、神経性間欠性跛行、膀胱直腸障害(頻尿など)、会陰部のしびれ・熱感といった症候が生じる。一方、痙性歩行は脊髄など上位運動ニューロン障害でみられる徴候で、馬尾レベルの障害では起こらない。したがって症候として誤っているのは痙性歩行(選択肢3)である。
| 徴候 | 腰椎変性すべり症(馬尾) |
|---|---|
| 間欠性跛行 | あり(神経性) |
| 膀胱直腸障害 | あり |
| 会陰部異常感覚 | あり |
| 痙性歩行・腱反射亢進 | なし |
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