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理由で解く 看護師国試
結腸は水分吸収の場。結腸切除後は水分吸収能が低下し、便が軟らかくなり下痢をしやすくなる。
結腸の主な機能は水分と電解質の吸収であり、左半結腸切除術で結腸の一部を失うと水分吸収能が低下して、術後しばらくは軟便・下痢・排便回数の増加が起こりやすい。このため退院指導では、消化のよい食事を規則正しく摂ること、脱水予防などを説明する。検査値をみると、Hb 13.8g/dL・赤血球510万/μLと貧血はなく(術前の腫瘍からの出血があっても現在正常で、進行するとは言えない)、総蛋白7.0g/dL・アルブミン5.1g/dLと栄養状態も良好である。BMIは70kg÷(1.76m)²≒22.6と標準であり減量は不要。食後の低血糖(後期ダンピング症候群)は胃切除後にみられる合併症で、大腸切除後には起こらない。
| 術式 | 起こりやすい変化 |
|---|---|
| 胃切除後 | ダンピング症候群(早期・後期=食後低血糖)、小胃症状、貧血(鉄・ビタミンB12吸収低下) |
| 結腸切除後 | 水分吸収低下による下痢・軟便・排便回数増加 |
| 直腸切除後 | 排便機能障害(頻便・便失禁)、排尿・性機能障害 |
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