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理由で解く 看護師国試
多発性筋炎の中核症状は四肢近位筋(上腕・大腿・頸部など)の対称性筋力低下。「物を持ち上げられない」「階段を上れない」「起き上がれない」が典型。
多発性筋炎は骨格筋を標的とする自己免疫性の炎症性筋疾患で、四肢近位筋・頸部筋を中心とした左右対称性の筋力低下・筋痛が主症状である。近位筋障害のため「物を持ち上げられない」「腕が上がらず髪をとかせない」「階段昇降ができない」「しゃがみ立ちができない」といった動作障害が特徴的で、血清CK(クレアチンキナーゼ)上昇を伴う。関節そのものが動かなくなる疾患ではなく、遠位筋は比較的保たれる。両頰の紅斑(蝶形紅斑)はSLE、寒冷刺激による手指の白色化(レイノー現象)は強皮症などでみられる症状であり、鑑別知識として整理しておく。
| 疾患 | 特徴的な症状 |
|---|---|
| 多発性筋炎 | 近位筋の対称性筋力低下・CK上昇 |
| 皮膚筋炎 | 筋炎+ヘリオトロープ疹・ゴットロン徴候 |
| 全身性エリテマトーデス〈SLE〉 | 蝶形紅斑・光線過敏・腎障害 |
| 全身性強皮症 | 皮膚硬化・レイノー現象(寒冷で手指が白→紫→赤) |
| 関節リウマチ | 朝のこわばり・対称性多関節炎 |
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