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理由で解く 看護師国試
過食の誘因となる状況・感情を記録するセルフモニタリングは、認知行動療法的アプローチの第一歩であり、患者自身が行動のパターンに気づくことを助ける。
神経性過食症の治療では認知行動療法が有効とされ、その基本がセルフモニタリング(食行動とそのときの状況・感情の記録)である。Aさんの過食は仕事の責任増大というストレスを背景に、夜間一人のときに生じており、記録によって「どんな状況・感情のときに過食したくなるか」というパターンに本人が気づけば、誘因への対処行動を一緒に考えることができる。本人の主体性を尊重しつつ実行可能な具体的行動を提案する声かけとして適切である。一方、完璧主義的な課題の押しつけ、体重へのとらわれの強化、サポート源の遮断は症状を悪化させ得る。
| 関わり | 適否と理由 |
|---|---|
| 食行動と状況・感情の記録(セルフモニタリング) | 適切:誘因への気づきと対処の検討につながる |
| 体重測定の強調 | 不適切:体重・体型へのとらわれを強化 |
| 完璧な食生活の要求 | 不適切:自責感・完璧主義を助長し悪循環 |
| 家族・支援者からの孤立を促す助言 | 不適切:回復にはサポート体制が不可欠 |
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