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理由で解く 看護師国試
K 2.7 mEq/L(基準3.5〜5.0)は明らかな低カリウム血症。反復する自己誘発性嘔吐による電解質喪失が原因で、脈拍不整の所見とも合致する。
神経性過食症では自己誘発性嘔吐の反復により胃酸(H⁺とCl⁻)とカリウムが失われ、脱水に伴うアルドステロン分泌亢進も加わって低カリウム血症と代謝性アルカローシスをきたしやすい。Aさんの検査所見ではK 2.7 mEq/L(基準3.5〜5.0)と明確に低下しており、脈拍66/分の「不整」は低カリウム血症による不整脈を示唆する重要な所見である。低カリウム血症は致死性不整脈の原因となるため、摂食障害の身体管理で最も注意すべき異常の一つである。他の検査値(赤血球400万/μL・Hb 12.5 g/dL、血糖92 mg/dL、AST 30・ALT 35・γ-GTP 29 IU/L)はいずれも基準範囲内である。
| 項目 | Aさんの値 | 基準値の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|
| Hb | 12.5 g/dL | 女性 12〜16 g/dL | 正常 |
| 血糖 | 92 mg/dL | 70〜109 mg/dL | 正常 |
| AST/ALT/γ-GTP | 30/35/29 IU/L | おおむね〜30台まで | ほぼ正常 |
| K | 2.7 mEq/L | 3.5〜5.0 mEq/L | 低下(低カリウム血症) |
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