学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q115A117
理由で解く 看護師国試
家族支援の基本は、疾患の正しい理解を促す心理教育と、同じ悩みを共有できる場(家族会)の紹介。叱責や犯人探しは症状を悪化させる。
父親は過食を「我慢が足りない」と誤解して叱責しており、家族が神経性過食症を意志の弱さではなく疾患として正しく理解することが支援の出発点になる。そのため、疾患の性質・経過・対応を伝える心理教育(疾患や今後の見通しの説明)と、家族心理教育プログラムや家族会など家族自身が学び悩みを分かち合える場の紹介が適切である。批判・叱責などの感情的な関わり〈高EE〉は症状の悪化や再発と関連するため、厳しく接するよう促す指導は不適切であり、家族を原因と決めつけて責めることも協力関係を損なう。家計の困りごとも「仕方がない」と切り捨てず相談として受け止める姿勢が必要である。
| 対応 | 評価 |
|---|---|
| 疾患の説明・心理教育 | 適切:誤解(意志が弱い等)を解き適切な関わりへ |
| 家族会・家族心理教育の紹介 | 適切:家族の孤立を防ぎ対処力を高める |
| 叱責・監視の強化 | 不適切:自責感を強め症状を悪化させる |
| 家族=原因と断定して責める | 不適切:根拠がなく協力関係を損なう |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。