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理由で解く 看護師国試
CAPDでは透析液へ持続的にカリウムが除去されるため、血液透析と異なりカリウム制限は原則不要。透析液に蛋白が漏出するため蛋白はむしろ十分に摂る。
腹膜透析では24時間連続して透析が行われ、カリウムも持続的に除去されるため、血清カリウム値が正常〜低め(AさんはK 3.8mEq/L)であればカリウム制限は原則不要である(日本腎臓学会の基準でもPD患者のカリウムは「原則制限せず」)。これが血液透析(1.5g/日程度に制限)との大きな違いである。蛋白質は透析液中へ1日数g漏出しアルブミン2.9g/dLと低下しているため、0.9〜1.2g/kg/日程度と保存期より多めに確保する必要があり、0.2g/kg/日では極端な栄養失調を招く。水分は「尿量+除水量」を目安に調整するもので、除水量のみと同量では尿量分を無視することになる。エネルギーは透析液のブドウ糖から吸収される分を含めて30〜35kcal/kg/日程度が目安で、50kcal/kg/日は過剰であり糖尿病のあるAさんには特に不適切である。
| 項目 | 血液透析 | 腹膜透析〈CAPD〉 |
|---|---|---|
| 蛋白質 | 0.9〜1.2g/kg/日 | 0.9〜1.2g/kg/日(透析液へ喪失するため確保) |
| カリウム | 1.5g/日程度に制限 | 原則制限なし |
| 水分 | できるだけ少なく(15mL/kgDW/日程度) | 尿量+除水量を目安 |
| エネルギー | 30〜35kcal/kg/日 | 30〜35kcal/kg/日(透析液の糖吸収分を含む) |
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