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理由で解く 看護師国試
尿崩症はADH(抗利尿ホルモン)の不足・作用不全で水の再吸収が障害され、多量の希釈尿(低比重尿)が出る。尿比重の低下=腎の尿濃縮障害を示す。
尿比重は尿中の溶質濃度を反映し、水分が多く希釈された尿では低下する。尿崩症ではADHの分泌低下(中枢性)または腎の反応低下(腎性)により集合管での水再吸収ができず、大量の薄い尿が排泄されるため尿比重は著明に低下する。糖尿病では尿糖により、脱水では水分喪失により、いずれも尿比重は上昇する。ネフローゼ症候群では大量の尿蛋白により尿比重はむしろ高くなる。したがって尿比重が低くなるのは尿崩症である。
| 病態 | 尿比重 | 理由 |
|---|---|---|
| 尿崩症 | 低下 | ADH不全で水再吸収障害・希釈尿 |
| 糖尿病 | 上昇 | 尿糖による溶質増加 |
| 脱水 | 上昇 | 尿濃縮 |
| ネフローゼ症候群 | 上昇 | 高度の蛋白尿 |
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