学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 必修 / Q115A018

理由で解く 看護師国試

Q115A018 基礎看護学

出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問18
問題
誤嚥のリスクがある患者の食事援助で適切なのはどれか。
選択肢
1 きざみ食を選ぶ。
2 粘り気の強い食品を選ぶ。
3 食事中は頸部前屈位をとる。
4 食後は速やかに仰臥位をとる。
解答
正解3(食事中は頸部前屈位をとる。)
解説

頸部前屈位(顎を引いた姿勢)は気道が狭まり食道が開きやすくなるため、誤嚥予防に有効。

誤嚥予防では食塊が気管に入らないよう配慮する。頸部を前屈(顎を引く)すると喉頭が挙上しやすく気道への流入が防がれ、咽頭から食道への通過が促されるため、食事中は頸部前屈位が適切である。逆に頸部後屈(顎が上がる)は気道が直線的に開き誤嚥しやすい。食後は逆流・誤嚥予防のため座位を30分以上保つ。

✗ 1. 誤り
きざみ食を選ぶ。
細かく刻んだ食品は口腔内でまとまりにくく咽頭でばらけて誤嚥しやすい。とろみやゼリー状のまとまりやすい形態が望ましい
✗ 2. 誤り
粘り気の強い食品を選ぶ。
餅など粘着性の強い食品は咽頭に貼りつき窒息・誤嚥のリスクが高い
✓ 3. 正しい
食事中は頸部前屈位をとる。
顎を引いた姿勢で気道への流入を防ぎ誤嚥を予防する
✗ 4. 誤り
食後は速やかに仰臥位をとる。
仰臥位は胃内容の逆流と誤嚥を招く。食後30分以上は座位・半座位を保つ
ポイント
  • 頸部前屈位(顎を引く)で誤嚥予防
  • 頸部後屈は誤嚥を助長
  • 食後30分は座位保持で逆流防止
  • とろみ・まとまりのある形態が安全(刻み食・粘着食は不適)
比較表
誤嚥予防のポイント
項目適切不適切
姿勢頸部前屈・座位頸部後屈・仰臥位
食形態とろみ・ゼリー状きざみ食・粘着性の強い食品・さらさらの液体
食後座位を30分以上保持直後に臥床
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手