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理由で解く 看護師国試
高齢・難聴・術後というせん妄リスクの高い状態で、傾眠と多弁・不穏の変動がみられており、術後せん妄の徴候。誘発因子(ルート類・感覚遮断)の除去が第一選択。
Aさんは87歳・難聴(準備因子)に、手術・入院という直接因子・環境変化が加わり、せん妄のハイリスク状態である。午前は傾眠、昼食後は多弁・不穏という短時間での症状の変動(日内変動)は、せん妄の特徴的な徴候である。せん妄への対応は原因・誘発因子の除去が基本であり、身体拘束感や感染源となる膀胱留置カテーテルなどのルート類を早期に抜去すること(尿流出は良好で朝に点滴・ドレーンも抜去済み)、補聴器の装着を確認して感覚遮断を防ぎ、現実見当識を保てるようにすることが適切である。
| 因子 | 内容 | Aさんの該当 |
|---|---|---|
| 準備因子 | 高齢、認知機能低下、感覚障害 | 87歳、難聴 |
| 直接因子 | 手術、薬剤、脱水、感染 | 全身麻酔下の手術 |
| 誘発因子 | 環境変化、ルート類、疼痛、感覚遮断、不動 | 入院、膀胱留置カテーテル、補聴器未装着の可能性 |
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