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理由で解く 看護師国試
バイタルサインはすべて安定している一方、「顔をしかめる」という非言語的な疼痛サインがある。高齢者は痛みを我慢・過小申告しやすく、疼痛評価が最優先。
術後1日のバイタルサイン(体温・呼吸・脈拍・血圧・SpO2)はいずれも基準範囲内で安定しており、尿流出も良好である。一方、食事時に顔をしかめるという行動上の疼痛サインがみられたのに、Aさんは「痛みはそれほど強くない」と鎮痛薬を断っている。高齢者は遠慮や我慢から痛みを言語的に訴えないことが多く、表情・体動などの非言語的サインから疼痛を評価する必要がある。疼痛が残存すると深呼吸や体動が妨げられ、早期離床・リハビリテーションの遅延、せん妄の誘発にもつながるため、午前9時の観察では創部痛の評価が最も優先される。
| 観察項目 | 本事例の情報 | 評価 |
|---|---|---|
| 呼吸・SpO2 | 18/分・97%(room air) | 安定 |
| 循環(脈拍・血圧) | 64/分・120/82mmHg、ドレーン出血少量 | 安定 |
| 尿量 | カテーテルから流出良好 | 安定 |
| 疼痛 | 食事時に顔をしかめる(訴えは軽度) | 非言語的サインあり→要評価 |
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