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理由で解く 看護師国試

心室頻拍は幅広い(wide)QRSが速く規則的に持続連続する波形で、波形④が該当する。
心室頻拍〈VT〉は、心室内から発生する興奮が連続することで、幅の広い(wide)QRS波が速く・規則的に・持続的に並ぶのが特徴である。波形④は、幅広く大振幅の一様なQRS波形が平坦な基線部を挟まず高頻度で連続しており、この単形性・持続性の幅広QRS頻拍がVTに合致する。一方、①と③は幅の狭い(narrow)QRSが並ぶ調律で、QRS幅が狭い時点で心室起源の頻拍とは考えにくい。②は狭いQRSの中に幅広い巨大な異常波が単発で混じるパターンで、幅広い波が3連発以上持続して並ぶ「run」を形成していないため、VTには該当しない。したがって心室頻拍は④である。
| 不整脈 | QRS幅 | 特徴 |
|---|---|---|
| 心室頻拍〈VT〉 | 幅広い〈wide〉 | 変形QRSが規則的に連続、P波なし |
| 心室細動〈VF〉 | 判別不能 | 無秩序な基線の揺れ、心停止状態 |
| 発作性上室頻拍〈PSVT〉 | 正常〈narrow〉 | 規則正しい頻拍 |
| 心房細動〈AF〉 | 正常 | R-R間隔不整、基線細動波、P波なし |
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