学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q113P110
理由で解く 看護師国試
急性発症の意識変容+見当識障害・注意障害・興奮=せん妄。電気けいれん療法後にみられる代表的な合併症の一つ。
修正型電気けいれん療法〈m-ECT〉の実施後に、覚醒過程で急激に興奮・錯乱し、見当識障害・記憶障害・注意障害を伴う状態は、意識の変容を本態とするせん妄(覚醒時せん妄・術後せん妄)である。急性発症、注意の障害、見当識障害の組合せがせん妄の診断的特徴で、軽度脱水はその促進因子にもなり得る。前向性健忘もECT後に多い副作用だが記憶の障害単独を指す概念であり、興奮・見当識障害・注意障害を含む本状態の全体像はせん妄と判断する。
| 状態 | 特徴 |
|---|---|
| せん妄 | 急性発症の意識変容、注意・見当識障害、症状の変動 |
| 躁状態 | 気分高揚・活動性亢進が持続、意識は清明 |
| 不安発作 | 急性の強い不安・自律神経症状、意識・見当識は保たれる |
| 前向性健忘 | 発症時点以降の新しい記憶が形成できない記憶障害 |
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