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理由で解く 看護師国試

両手で体を支えつつ歩行を続けたい高齢者で、周辺が段差のない舗装路なら車輪付き歩行器(歩行車)が適切。
Aさんは室内で左右の家具や手すりに両手でつかまりながらバランスをとって移動しており、『両手を使って体を支えるものがないと屋外移動は不安だが、足の筋力低下予防に近所を散歩したい』と希望している。住居周辺は坂や段差のない舗装歩道で、廊下・玄関にも段差がない。したがって①両手で体を支えられ、②歩行(下肢運動)を継続でき、③平坦な舗装路で安定して使える用具が適切となる。図の4は車輪付き歩行器(歩行車)で、両手でハンドルを握り上体を支えながら歩行でき、ブレーキと4輪で舗装路を安定して進め、Aさんの『両手支持での屋外歩行』と『下肢筋力維持』の両方を満たす。1の三点杖は片手把持で両手支持の要望に合わず、2の松葉杖は上肢筋力を要し腕の力が落ちたAさんに不適、3の車椅子は座位移動で歩行して足の筋力を保ちたいという目的に反する。よって正答は4。
| 用具 | 特徴・適応 |
|---|---|
| 三点杖(多点杖) | 片手支持、支持基底面が広く安定するが両手支持は不可 |
| 松葉杖 | 主に免荷目的、脇と手で支持 |
| 自走用標準型車椅子 | 座位で移動、歩行・筋力維持には不向き |
| 車輪付き歩行器〈歩行車〉 | 両手支持で押して進む、平坦な舗装路に適する |
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