学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第8章 ▸ 状況設定 / Q113A109
理由で解く 看護師国試
対流=空気の流れによる熱喪失。空調の風が児に当たらないようコットの位置を工夫することが対流による熱喪失の予防にあたる。
新生児は体表面積が相対的に大きく皮下脂肪が少ないため熱を失いやすく、熱喪失は蒸散・伝導・対流・輻射の4機序で起こる。対流は体表周囲の空気の流れ(気流)によって熱が奪われる現象で、空調やすきま風が直接当たることが代表例である。したがって、コットを空調の風が当たらない場所に置いた行為(選択肢4)が対流による熱喪失の予防である。羊水の拭き取りは水分の気化による「蒸散」の予防、温めた衣服は冷たい物体との接触による「伝導」の予防、ラジアントウォーマーは「輻射」熱を与えて加温する処置に対応する。
| 機序 | しくみ | 予防の例 |
|---|---|---|
| 蒸散 | 体表の水分の気化で熱が奪われる | 羊水・水分をすぐ拭き取る |
| 伝導 | 接触する冷たい物へ熱が移る | 衣服・リネン・手を温めておく |
| 対流 | 空気の流れで熱が奪われる | 空調の風を避ける、すきま風防止 |
| 輻射 | 周囲の冷たい壁・窓へ熱が放散 | 窓際・冷たい壁から離す、ウォーマー使用 |
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