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理由で解く 看護師国試
高齢者の疾患は非定型的・多因子性で個人差が大きく、薬物有害事象や老年症候群(転倒・せん妄・低栄養など)が生じやすい。
加齢に伴い複数の臓器の予備力が低下し、慢性疾患を複数併せもつため、症状の原因を1つに特定しにくく、発熱や疼痛などの症候も非定型的になりやすい。また加齢変化の進み方には大きな個人差がある。肝・腎機能の低下により薬物の代謝・排泄が遅延し、多剤併用(ポリファーマシー)も加わって有害事象が出現しやすい。さらに原疾患と直接関係のない転倒・せん妄・失禁・低栄養などの老年症候群が併発しやすいのが特徴である。
| 項目 | 高齢者 | 若年者 |
|---|---|---|
| 症候 | 非定型的(無熱性肺炎など) | 定型的 |
| 原因 | 複数疾患が絡み特定しにくい | 単一原因が多い |
| 個人差 | 大きい | 比較的小さい |
| 薬物有害事象 | 出現しやすい(代謝・排泄低下) | 比較的少ない |
| 老年症候群 | 併発しやすい | みられない |
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