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理由で解く 看護師国試
肝性脳症は高アンモニア血症などにより中枢神経症状をきたし、羽ばたき振戦や異常行動(性格変化・見当識障害)が特徴的である。
肝硬変で肝機能が低下すると、腸管由来のアンモニアなどが解毒されず脳へ達し、意識障害・見当識障害・異常行動・昏睡などの肝性脳症を生じる。特徴的な身体所見が羽ばたき振戦〈asterixis〉で、手関節を背屈させると不随意に手が羽ばたくように動く。異常行動も脳症の症状である。浮腫・くも状血管腫・メドゥーサの頭は肝硬変に伴う所見ではあるが、脳症の症状(中枢神経症状)ではない。よって正しいのは2と4。
| 所見 | 分類 |
|---|---|
| 異常行動・羽ばたき振戦 | 肝性脳症(中枢神経症状) |
| 浮腫・腹水 | 低アルブミン血症・門脈圧亢進 |
| くも状血管腫・手掌紅斑・女性化乳房 | エストロゲン代謝低下 |
| メドゥーサの頭・食道静脈瘤 | 門脈圧亢進(側副血行路) |
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